出版社内容情報
巨匠カラヤンとの友情、ウォークマン誕生、任天堂との角逐、そして後継者・出井伸之の指名。未来を志向する芸術家経営者の素顔
内容説明
オーケストラを指揮し、巨大企業で剛腕をふるう、その稀有な才能―。巨匠カラヤンらとのドラマティックな出会いに彩られた半生を描く初の本格的評伝。
目次
第１章 巨匠
第２章 祝祭
第３章 熱情
第４章 生還
第５章 神話
第６章 よみがえる旋律
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遥かなる想い
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ソニーという会社を 描く本は たくさんあるが、その 多くは 盛田・井深の時代か、最近は 出井社長のもので 大賀典雄という 人物を 描いたものは あまり なかった。 音楽家でありながら、ソニーという 世界的な企業のトップを 努め、かつ 後継者として 出井 伸之を 抜擢した 視点は 卓越しており、読んでいると ・ソニーの遺伝子は 健在かという 感覚になる。 大きくなると 崩壊していく企業が 多いなかで、ソニーと
しゅんどーん
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ウォークマンやプレイステーションといった画期的な製品で、世界中の消費者を虜にし続けるソニー。1946年に井深大と盛田昭夫により、東京通信工業の名前で創業したこの会社は、当初は真空管電圧計を扱う一中小企業に過ぎなかった。だが、5代目社長・大賀典雄の代に急躍進を遂げる。東京藝大出身、元バリトン歌手という異色の経営者の評伝。2017/08/09
