ダリ / イスリントン‐スミス，メレディス【著】〈Ｅｔｈｅｒｉｎｇｔｏｎ‐Ｓｍｉｔｈ，Ｍｅｒｅｄｉｔｈ〉/野中邦子【訳】

奇怪な作品と奇行で注目を集めた＂偏執狂的＂芸術家ダリの初の本格的伝記。妻ガラと共に築きあげた「ダリ神話」とは何だったのか

第１部　春の最初の香り―１９０４～２８年
第２部　神聖にして純粋な若さの解剖学的構造体―１９２９～３９年
第３部　白昼夢への没入―１９４０～４９年
第４部　夜の口の縁で、赤い銀器が光る―１９５０～７９年
第５部　メタモルフォシスへの第一歩―１９８０～８９年

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

るる

サルバドール·ダリは二度生まれた、という書き出しから心掴まれる。前半のダリの破天荒なイメージが、後半にかけて道化へと堕ちる悲しみに包まれる。しんどい…ガラがダリを支配していた悪女のようで、ダリには無くてはならない存在だったこと。悲しみ。2017/11/19

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