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出版社内容情報
北拓、山一の破綻から蔵相、次官の辞任と泥沼化する日本経済。いったい誰が悪いのか。このままでは日本はアメリカに再占領される
内容説明
腐蝕した官僚たちだけが問題なのか。答えはノー。この出口の見えない金融経済の低迷はじつは、この国の構造的な“金属疲労”にこそ剔抉すべき病巣がある。溶けていくニッポン。政治の無策、総会屋の跋扈、相次ぐ自殺など、噴出する社会病理に論客二人が肉薄!論戦 新聞界の目付、テレビの仕切人。
目次
第1章 大蔵省の罪と罰(大蔵官僚の“頭の良さ”が金融危機を招いたのだ;新井将敬はミッチーの懐刀になったのが転機だった ほか)
第2章 銀行と総会屋と接待(総会屋事件が銀行のイメージを一挙に崩した;「誰のお客か」を一番大事にする銀行作法 ほか)
第3章 すべてはバブルに始まった(バブルは第二次大戦によく似ている;アメリカの外圧で金利を下げたのがバブルの元凶だ ほか)
第4章 アメリカに再占領されよ!(業界のための金融システムから利用者のためのシステムへ;業界に反対の多いビッグバンをなぜ強行するのか ほか)