善意の架け橋―ポーランド魂とやまと心

善意の架け橋―ポーランド魂とやまと心

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  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163538709
  • NDC分類 319.103
  • Cコード C0095

出版社内容情報

知られざる日本との友好史、戦後復興の苦労話など、現地で四年を過ごした著者ならではのエピソードから窺い知るポーランドの素顔

内容説明

「ポーランド人は何故これほど親日的なのか」。この答えを探し求めるうちに、浮かび上がってきた心温まる話の数々―。

目次

第1部 ポーランドの善意、日本の善意(日露戦争とポーランド;シベリア孤児;ワルシャワ蜂起とシベリア孤児 ほか)
第2部 ポーランドのこころ(ポーランド魂;ショパン;カトリック教会 ほか)
第3部 素顔のポーランド(「血は水よりも濃い」;ロシア・バザールと巨大スーパー;虚像と実像―統計数字の怪 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Willie the Wildcat

49
無私が繋げる心。草の根交流が広げる心の輪。心が形となり、形が心となるかのような過程が心地よい。ポルスカ、平原の国・・・。コルベ神父の犠牲は究極も、困ったときにこそ垣間見る人間性を体現。一方、キェルツェ虐殺、共産主義時代のユダヤ人狩りなど、どの国にも国民にも性善説だけでは語れない側面。戦争の齎す心の悲劇も、結果として無私にも繋がる要因になる気もする。故のバルトシェフスキ外務大臣の演説ではなかろうか。終焉ではなく区切り。そこが”架け橋”の再生のヒントでありきっかけ。2016/08/16

ともがら

2
いやあもっともっと詳しく書いて欲しかった 2016/11/24

スー

0
一気読みでした。シベリア孤児について知りたかったのですが、大半がポーランドの歴史と90年代の現状が書いてありました。ポーランドはポルスカが語源で野原を意味するそうで軍隊の通り道となり苦難の連続でした。宗教も比較的自由だった為、ユダヤ人が大戦前には350万人位住んでいたそうです。そして人物でもキュリー夫人やコペルニクス、ショパン、コルベ神父、コルチャック先生等有名人を出しています。何故、日本人はショパンを好きなのか不思議に思っていて何度も質問されたそうです。ポーランドを知りたければ良い入門書だと思います。2015/08/23

saboten

0
ご先祖様達は偉かったなあと。ポーランドに行ってみたくなりました。2013/05/07

0717

0
『飢餓と疾病のシベリアからポーランドの孤児を救った大正日本。その恩に報い、阪神大震災の被災児を招待したポーランド。知られざる日本との友好史など、現地で4年を過ごした著者が伝えるポーランドの素顔。』2012/01/09

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