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出版社内容情報
三大テノールで一番モテるのは誰か? プリマドンナのわがままぶりは? オペラ歌手の知られざる素顔が覗ける、ちょっといい裏話
内容説明
三大テノールをはじめ数多くのオペラ歌手を取材した音楽ジャーナリストが綴る、とっておきの楽屋話。スターたちの意外な素顔、ほほえましいエピソード満載。
目次
第1章 オペラ歌手がモテる理由
第2章 オペラ歌手と恋
第3章 プリマドンナはみんなわがまま?
第4章 オペラ歌手と体重の話
第5章 プリマドンナの休日
第6章 テノールの休日
第7章 意外に意外な歌手のむかしの職業
第8章 オペラ名勝負
第9章 歌手は変身がお好き
第10章 歌手ほどナイーヴな職業はない
第11章 指揮者はオペラ界の怪人?
第12章 オペラ・スキャンダル
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
駄目男
12
オペラ歌手はなぜモテるのかって、そんなにオペラ歌手がモテるならもっと早く言ってくれれば良かったのに。オペラ歌手といえば世紀のエンリコ・カルーソ、マリオ・デル・モナコ、マリア・カラスといいたいが、本書では沢山のプリマドンナやテノール歌手が登場する。中でも三大テノールとマリア・カラスについて紙面を多く割いている。三大テノールといえば言うまでもなく、ホセ・カレーラス、プラシド・ドミンゴ、ルチアーノ・パヴァロッティだが、失礼ながらパヴァロッティはモテるタイプとは思えない。2022/03/29
若黎
5
三代テノールがブームになっていたころに、なぜか流れに乗って買ったらしい。今になって読んでみたが、オペラ歌手や指揮者にインタビューした内容も書かれていて、楽しく読めた。ここに書かれたうちの何人が残っているだろう。。。 あ、だからといってオペラを観にいったことはない。CD聴いて自分には合わないなあーと挫折。CDは『カルメン』『椿姫』だったけど、誰歌ってたっけ?という体たらく。せっかくだから、CD聴き直してみようかなーーー2023/01/08
タミイ
4
オペラ作品解説ではなく、カラスやパヴァロッティ他、有名オペラ歌手たちの面白い裏話やインタビュー時のエピソードを紹介していて面白い。スター芸術家ならではの大変なワガママぶりや、舞台の役とは全く違う素顔、歌手同士の情熱的な恋愛関係など・・・名だたる歌手たちの人間としての部分とそこに垣間見える音楽的個性が興味深く、同じオペラ作品や同じ役でも、あの人とこの人を聴き比べてみようか、という気になる。ワガママだろうが何だろうが、歌声で舞台の観客を魅了するオペラ歌手はやっぱり華やかなオーラを放つスター、モテるのも当然。2016/07/19