出版社内容情報
水上勉、北林谷栄、大仁田厚……文学者、女優、スポーツマンなど各界の人物が描出した臨死の光景は凍りつくようでいてどこか甘美
内容説明
えッ、あの人も…!立花インタビューと色鮮やかな自筆画で見る臨死の光景。
目次
安田伸
水上勉
邦光史郎
志賀信夫
前田忠明
佐野三治
向井承子
北村/谷栄
永倉/万治
木内/鶴彦〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
3
ふむ2025/01/21
you
3
今さらながらですが。これだけ類型化された事例があると一体なんなのかと思う。不思議なのは内容が証言者の年齢、知的レベルに関係ないということ。観察力、洞察力、論理的思考が優れていると思われる検察官、作家、評論家等と子供の表現に大差がないこと。黄色の花を見たと言っても花の種類を明確にした人はいない。信憑性はなんとも判断出来ない。2018/09/29
かりかり
2
☆☆☆ 再読2025/01/16
結城薫
1
三途の川、お花畑、幽体離脱。 聞いたことはあったけれど、実際に死の間際にあった人の確固たる「体験」として知るのは、ちょっと違った。 現実味を帯びて迫ってくる。 決して怖い話ではないのだけれど、ゾクリと背筋が震えるような。 畏怖を感じる。 満たされた心持ちになる、死生観が変わるというのは、どんな感じなんだろう?こればかりは体験しないことには、理解できそうにない。2021/09/06
メメントモリ
1
臨死体験をした人々はみな死ぬのは怖くなくなったと言う。 あの世はとても気持ちが良いところらしい。 そうだとすればほっと安堵する話なんだけど、死の淵までたどり着くまでが問題なんだと思った。 自分はどのようにして死ぬのだろうかと考えると怖くなった。2021/07/22