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出版社内容情報
ポケベル、携帯電話、伝言ダイヤルが少女たちの欲望を解き放った。性を売る女子中高生たちがみずから語った"援助交際"の深い闇
目次
1 中学三年生ユミちゃんとの出会い
2 ユミちゃんたちが「ウリ」をやる理由
3 伝言ダイヤルに潜入!
4 下着を売る少女
5 「抱き心地は悪くないと思います」
6 デートクラブに棲息する少女たち
7 援助交際の至近距離に漂う少女たち
8 いわゆるふつうの女の子の日常
9 ユミちゃんからの緊急コール
10 お嬢様たちのとんでもない放課後
11 テスト前にドラッグを一服
12 本物の危険な夏
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴィ
2
ちょっと著者の思い込みが強いかと。 意外な子(見た目が普通)が援交してる、と言う風に持って行きたいんだろう。 中にはそんな子もいるだろうけど、見た目が「やっぱり」な子のほうが 多いと思う。
ちびクッキー
0
黒沼克史さんは、優しい人で中高大学と女性にモテた。又、誠実な人柄で人の心を掴むのが上手く、女子中高生が彼に親しみを感じ心を許してインタビューに応じてる様子が、この本の内容からも推測される。そう言う意味では、とても良く出来たインタビュードキュメンタリーとでも呼べるものだ。「援助交際」と言う衝撃的な世界を少女達側の視点で、見事なまでに描き出していると思う。ただ、それだけで終わりなのだ。テーマが重くなればなるほど彼の本は食い足り無さを感じてしまう。もう少し生きてくれれば、別の黒沼克史を見れたと思うと残念だ。2019/02/10