天地有情―五十年の戦後政治を語る

天地有情―五十年の戦後政治を語る

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  • サイズ A5判/ページ数 620,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784163520704
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0031

出版社内容情報

戦後政治の重要局面を本人の日記等、重要資料を随時引用しながら、率直に回想。忌憚のない政治家評をまじえ、この五十年を検証する

内容説明

ナショナリストかつ国際主義者の忌憚なき証言。日記と当時の極秘資料をまじえ、半世紀にわたり、新保守主義と自由民主主義を信条として、共産主義、社会主義と戦い続けてきた政治家の回想。

目次

プロローグ 日本政治大転換への予兆
第1章 五十年戦争残照
第2章 占領政治からの夜明け
第3章 一国平和主義との戦い
第4章 保守合同と安保改定
第5章 五五年体制の爛熟
第6章 大・福戦争と自民分裂の危機
第7章 混迷から再建へ
第8章 日米中新時代を拓く
第9章 ポスト冷戦と戦後政治のゆくえ

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

黒豆

2
受講中の放送大学「日本政治外交史」の参考テキストとして読む。総理大臣としの記憶しか無かったが、若い時の吉田茂との論争、主張である首相公選制、国鉄•電電公社民営化、日米関係改善サミット、官房長官として後藤田正晴の起用など、そして糸川博士の応援、ロケット開発への尽力、小沢征爾との交流、南極基地訪問など、多彩で一本筋の通った行動力に感心した。2014/01/23

フンフン

1
先日亡くなった中曽根康弘の回想録。単なる回想ではなく、発行時点(1996年)の日本近代史の代表的研究者と言うべき伊藤隆と佐藤誠三郎二人による聞き書き。若いころには科学技術庁長官を務め、その縁で南極点にも到達したとか、防衛庁長官になると、ジェット戦闘機で視察に行くとか、なかなかの行動派だった。ロッキード事件について、田中総理が石油メジャーに頼らない原油開発を企図したせいで石油メジャーに陥れられたのだと言っている。贈賄側を起訴せずに収賄側だけ起訴するのは違法だとか、法治主義の信念が伝わる。2019/12/17

ぺぱごじら

0
(再読)現存する政治家において、この人ほど「昭和天皇」について提言したり語った人はいないのではないか。首相になってからも、(当時幼いながらも)決して主義主張のすべてに賛同はできなかったけれど、胆の据わった人という印象は残った。ポピュリズムに走らない信念のある政治家だったように感じる。支持は・・・しかねるけど(笑)2009/12/26

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