出版社内容情報
抗がん剤は90%のがんに無効で命を縮める元凶だ。手術偏重もがん検診も同様。ではどうすべきか?従来の"がん常識"を破った革命書
内容説明
手術は無用。抗がん剤治療の90%は無意味。がん検診は無駄。「がん常識」を一変させる革命書。第57回文芸春秋読者賞受賞。本書は、こうすればがんが治るだとか、がん治療に明るい未来があるのだと語るものではありません。むしろ、がんは今後も治るようにはならないだろうことを説くものです。…しかし、がんに対する不安や恐怖が、がんの本質や性質に関する無知や誤解にもとづいていたのだとしたら、新たな知識や視点を得ることによって、不安や恐怖はむしろ解消されるのではないでしょうか。
目次
第1章 抗がん剤は効かない
第2章 抗がん剤は命を縮める
第3章 手術偏重に異議あり
第4章 苦しまずに死ぬために
第5章 がんを放置したらどうなるか
第6章 放射線治療の功と罪
第7章 現代に生きる七三一部隊
第8章 がん検診を拒否せよ
第9章 早期発見理論のまやかし
第10章 患者よ、がんと闘うな
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Noriko S
1
ずいぶん昔の本だが、がん治療について物議をかもした本。放射線治療は現在一般的になっているのか?相変わらず手術治療が多いような気がするが。化学療法は進んでいると感じているが、副作用についてはあまり変わっていないのでは?現在にも通じる内容と感じた。2021/12/23
ちゃびたん
0
★★★☆☆2016/09/22
地方大学生
0
確かに10年以上前のガン治療は無意味だったかもしれない。ただ、医学研究、特にガン研究は日進月歩である。研究活性化の為にも、このような既存の誤った真実を否定することは重要であったが、ガンという実態を筆者自身もまだ把握しきれていない段階であるので、その点は少し攻撃的すぎた面もあるのでは… いずれにせよ、ガンに対して医師以外の方々も最低限の知識はもって生活していかなくてはならない時代になってくるのだろう…2013/12/26
貧家ピー
0
もっと最近の本かと思ってたが、1996年出版。がんもどきと本当のがん、抗がん剤が効く癌は少ない、など。やはり全てが正しいと思えない。2013/09/27
0422
0
とてもいい2013/03/10