出版社内容情報
ふと思いついたアイデアをいかに小説に定着させるか。名作の模倣はなぜ失敗するのか。創作の舞台裏と、著者自らの小説作法を語る
内容説明
短篇の名手がすべてを明かす、小説作りの舞台裏。異色エッセイ。
目次
第１話 猫の耳立つ
第２話 反比例エレジー
第３話 幽霊の研究
第４話 二百万円の厚さ
第５話 ペンペン草の育て方
第６話 どんでん返し讃歌
第７話 旅のメモランダム
第８話 知識のかけら
第９話 科学する心
第１０話 思案は琥珀色
第１１話 糸で繋いで
第１２話 いくつもの岐路
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
竜王五代の人
2
短編小説・ショートショートを書くにあたって、阿刀田先生が、自分はこんな風に作っていると、自作を題材に語っている本。パターンで展開することが多いとしている。名作のパターンに感心して自分でも使いたくなったが、自分なりの活かし方に四苦八苦する話は正直でよい。こうして読んでいると、まだまだ阿刀田作品を読んでいないなと思う。2023/10/28
ゆりっぺ
0
１９９８年８月３１日
ipusiron
0
1999/10/2読了
