出版社内容情報
悪いのは国、企業、他人……。何でも訴えれば数十万ドルの賠償金を獲得できるアメリカの「訴訟天国」の怒るべき実態を初めて告発
内容説明
全米の訴訟費用は国防費の数倍、企業は相次ぐ訴訟で活力を喪失し、市民相互の信頼も訴訟禍に汚染されて揺らぎだした…唯一繁栄を極める“新支配階級”の弁護士80万人が、次の餌食に狙うのは。
目次
はじめに エドガー・アラン・ポーの時代との違い
第1章 「訴訟天国」が社会を壊減させる
第2章 弁護士シャイロックがアメリカを支配
第3章 在米日系企業を蝕む弁護士のノウハウ
第4章 服部君事件にみる陪審員制度の欠陥
第5章 これでも法治国家なのか
第6章 日系企業は「訴訟」とかく戦えり
終章 ヘンリー六世の教訓を無視したアメリカ