出版社内容情報
厳しい身分制の中、日本の国家としての近代化の必要を痛感していた青年が、周囲の理解と支持をえて、その思想をいかに開花したか
内容説明
厳しい身分制の中、日本の国家としての近代化の必要を痛感していた青年が、周囲の理解と支援をえて、その思想をいかに開花したか。勝海舟、その複雑な人物像に迫る。
目次
嘉永六年の上書
長崎海軍伝習所(その生活と留学の夢;残留の麟太郎と木村図書;再度の残留と島津斉彬)
亜墨利加国へ別船仕立之儀―奉行たちと麟太郎の苦心
咸臨丸に乗組むまで
咸臨丸の航海
神戸海軍操練所の興廃
『氷川清話』の虚実
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- 和書
- 内藤実記 - 歴史と史料