出版社内容情報
たとえばブランコ遊びと女性の関係、たとえばベートーヴェンの風采と面貌など不要不急の難題を論じて人間を知る。エッセイの定番
内容説明
笑いながら、人間を知る。これぞエッセイの定番
目次
硬と軟
先輩の話
ラの研究
西郷隆盛
マエストロ
ベートーヴェンから話ははじまる
鞦韆記
贅沢の研究
尾崎秀美と阿部定
最も日本的なもの〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
禿童子
6
カルロス・クライバーとベートーヴェンについてのエッセイのみ読む。2016/10/27
中身はおじさん
0
丸谷氏の中では かなり 軽く読める。 にも拘らず、時々ついていけず、己の無知をぐったり認識。 蘊蓄語りではない「知識人」という言葉に憧れる。 それにしても、失礼ながら 東北の片田舎に生まれながらの、この酒脱さ。 大瀧詠一氏と双璧か。 個人的ながら 父の好きだった「初孫」という清酒が出てきた。 すっかり忘れていた。 初盆に一献かたむけよう。2017/07/30
