内容説明
日本国は九州から始まった。「記紀」と「倭人伝」に記録された“倭‐日本”の実像とは―。アマテラス神話と高天原、卑弥呼女王国、天孫降臨と東征、九州王国、そして日本国の成立について、諸説を比較・検討し、多角的・多元的な方法論に基づき日本古代史の真実に迫る。
目次
第1章 アマテラス神話と高天原(アマテラス神話;国生み神話;高天原;三種の神器;平塚・川添遺跡)
第2章 卑弥呼女王国(アマテラスは卑弥呼である;女王国の所在地;北九州の国々;アマテラス(卑弥呼)の農暦
倭国大乱
和平
末期の女王国)
第3章 天孫降臨と東征(古代王の活躍年代;地名の移動;ニニギの降臨;神武東征;神功皇后期の朝鮮出兵;応神の東征;継体天皇の即位)
第4章 九州王国(九州王国の存在;磐井の乱;白村江の戦い)
第5章 日本国の成立(統一政権の主体と時期;応神朝の統一の問題点;天武・持統・文武朝の全国統一)
著者等紹介
田島代支宣[タジマヨシノブ]
1940年、東京都生まれ。東京都立大学卒業。元水資源開発公団勤務。久留米市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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