ロッテ・レーニャ―ワイマール文化の名花

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ロッテ・レーニャ―ワイマール文化の名花

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  • サイズ B6判/ページ数 529p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784163471105
  • NDC分類 772.53
  • Cコード C0098

出版社内容情報

『三文オペラ』『キャバレー』、また亡夫クルト・ヴァイルの作品とともに、ベルリン、ニューヨークの舞台を生き抜いた恋多き女の一生

内容説明

ロッテ・レーニャ―「三文オペラ」の“海賊ジェニー”、「キャバレー」のヒロイン、「007/ロシアより愛をこめて」でボンド相手に大立回りを演じた女スパイ。ウィーンに生まれ、爛熟のベルリンをブロードウェイに甦らせた女優の一代記。

目次

第1章 初演
第2章 馭者の娘
第3章 湖上の恋人
第4章 ジェシーとジェニー
第5章 闇の中の女
第6章 女中と公爵夫人
第7章 復活
第8章 反復
第9章 秘密兵器
第10章 “あなたならどうする”
第11章 距離

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かふ

12
解説で 谷川道子が書いている通り、伝記作家ドナルド・スポトーがアメリカ人で、レーニャが「ワイマール文化」よりも「アメリカショービジネス」の世界の水があっていたこと。ブレヒトがアメリカのショービジネスと相反してドイツに戻ったことを考えると面白い。アメリカから見たロッテ・レーニャの世界であり、それはまさに「アメリカショービジネス」の世界に生きること。タイトルも「アメリカショービジネスの花」としたほうがいいような。以下、https://note.com/aoyadokari/n/n74ae5ceb1b912021/12/21

印度 洋一郎

3
「007 ロシアより愛をこめて」でボンドを襲うお掃除おばちゃん(当時60代半ば)としても知られるが、かの「三文オペラ」の作曲者の妻であり、最も著名な出演者でもあった女優の評伝。ウィーンの貧民街に生まれ、美人ではないが歌と演技では類まれな存在感を持ち、ユダヤ系の夫と共にナチスを逃れてアメリカに渡り、人生を通じて「三文オペラ」には欠かせぬキャストとして舞台に立ち続ける。又、1940年代に亡くなった夫の遺産である音楽を管理する事に生き甲斐を見出すが、破滅型の芸術家と三度再婚し、後半生の私生活は不幸な事が多かった2021/03/14

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