文政十一年のスパイ合戦―検証・謎のシーボルト事件

文政十一年のスパイ合戦―検証・謎のシーボルト事件

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  • サイズ B6判/ページ数 318p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784163462707
  • NDC分類 289
  • Cコード C0021

出版社内容情報

蘭人医師シーボルトはスパイだったのか? 間宮林蔵の正体は? 歴史の闇に葬り去られた恐るべき隠謀の実体が新資料により明かに

内容説明

新発見のシーボルト・コレクションの中に残されていた禁制の地図の数々。シーボルトはスパイだったのか?幕府を揺がした疑獄スキャンダルの謎に挑む歴史ノンフィクション。

目次

第1章 蘇ったコレクション
第2章 若きシーボルト
第3章 ネットワーク
第4章 江戸参府
第5章 将軍謁見
第6章 秘密任務
第7章 北方の男たち
第8章 嵐の前の静けさ
第9章 水面下の攻防
第10章 シーボルト事件
第11章 将軍家の御庭番
第12章 奥の構図

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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来日から江戸参府、スパイ疑獄、そして追放処分まで、日本におけるシーボルトの足取りを克明にたどったノンフィクションであります。……と、ここまでの検証だけなら星5つのシーボルト研究入門書でした。ところが、問題なのは事件の「奥」。何で最後の最後で謀略史観になっちゃうんですか。スパイ疑獄なんだから、何らかの謀略なのは分かります。けれども、ここで開陳される結論にはずいぶんな飛躍があるのではないでしょうか。シーボルト事件がすっかり説明できるようにはとても思えません。ああ、地道な検証に徹していてくれたなら。星4つ。2012/07/12

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