回想〈下〉

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回想〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 492p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784163459103
  • NDC分類 778.234
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ヒトラーからミック・ジャガーまで、みんながレニを賞賛してやまなかった。『民族の祭典』で知られる女性芸術家の驚くべき九十年

内容説明

ヒトラー、スタンバーグ、コクトー、ミック・ジャガー、そして天使も悪魔も、みんながレニを賞賛してやまなかった。戦後、ナチの暗い影につきまとわれるが、あわゆる誹謗中傷と戦いながら、彼女はスーダンの奥地へ、カリブの海へと向かう。

目次

戦後(ふたたびヘルラホーフで;大きな誤算;罠に陥る;ブライザッハで;シュヴァルツヴァルトのケーニヒスフェルト;パリから来た見知らぬ人;トレンカーとエファ・ブラウンの日記 ほか)
アフリカ(『アフリカの緑の丘』;『黒い積荷』;冒険旅行;タナ河への道;ナイロビの病院で;ふたたびドイツへ;ケニアのロケハン ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Sakie

5
終戦後、占領国による逮捕、監禁、財産没収。その後も映像芸術に携わろうとする度、国家や有力者、マスコミの干渉により挫折、借金を負う。スキャンダラスな報道に対し裁判で勝訴を勝ち取っても、一度世界に広がってしまった噂は消えない。事実無根な噂の釈明もこの自叙伝の役割である。それにしても、何がそこまでレニを生きにくくするのか。ヒトラーとの親密さ、才能への妬みと同様に彼女の直情性、思い込みの激しさにあるように思う。そしてまた、その彼女を救うものもまた激しい思い込みからくる行動力故に結実した作品だった。ぜひ見てみたい。2014/07/21

artillery203

0
長かったー。しかし、戦後著者が歩んできた壮絶な戦いの人生は一読の価値あり。つい最近までご存命だったということにびっくり。改めて歴史はつながっていると感じる。2014/07/23

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