出版社内容情報
表題作のロンドン紀行をはじめ日本各地への旅、旧制高校ルポ、唱歌との旅など、著者の歴史への深い造詣に裏打ちされたエッセイ集
内容説明
ロンドン紀行・日本各地への旅。歴史への深い造詣に裏打ちされた滋味溢れるエッセイ集。
目次
将軍の懐中時計を追って
ロンドン塔の幽霊たち
天国に最も近い大聖堂
シェークスピア産業花盛り
切支丹の里(長崎県外海町)
湯掛の里(大分県九重町)
み仏の里(大分県臼杵市)
小鳥の来る日―〈青春の一冊〉
ロンドンの星空
御飯の香りと味噌汁の匂い
二十世紀梨に憶う
弥彦山の思い出
越後街道・束松峠
芭蕉の旅―奥の細道
甲斐路・信濃路を行く
角栄人気は御霊信仰
県の森に青春ありき―旧制松本高校学校ルポ
松本市民と天守閣
煙は薄し桜島山―旧制第七高等学校造士館ルポ
島津三代―斉興・斉彬・久光
桜にとまれ
さらさら流る
夢は今もめぐりて
秋の夕日に
紀州の殿さまお国入り
きらきらまたたけお星さま
幕末の日本とフランス
フランス軍事顧問団と会津藩
西欧近代化の原点
ビクトリア女王の時計外交