出版社内容情報
今や国際的スポーツとなった柔道の生みの親嘉納治五郎とその弟子はどんな人達だったか。高弟だった父の眼を通して見た男の生き方
内容説明
愚直なるが故に異端の弟子ともいうべき飯塚国三郎十段の眼を通して、講道館柔道の生みの親であり偉大な教育者であった嘉納治五郎の人間像と柔道に魅せられた男たちの生き方と時代精神を描く。
目次
第1章 「上手な人」嘉納治五郎
第2章 講道館四天王のプロフィール
第3章 柔道家たちと日露戦争
第4章 ルーズベルトの柔道観
第5章 慶応ボーイの天覧試合
第6章 ライバル出現と分裂の危機
第7章 焼野原の柔道と飯塚国三郎