出版社内容情報
日系二世ゆえに、太平洋戦争中の日本軍対敵宣伝放送のヒロインに仕立てられ、祖国アメリカから反逆者の烙印を押された女性の真実
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
司書見習い
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太平洋戦争中、図らずも対米軍プロパガンダ放送に従事することになってしまった日系アメリカ人、アイバ戸栗ダキノ。戦時中、彼女は日本軍に脅されながらも祖国のために出来る限りの忠誠を尽くした。しかし戦後、彼女は信じていた祖国に裏切られて反逆者の汚名を着せられた。 なお、この本の出版後、2006年に愛国的市民として表彰されたそうです。2017/01/13
黒胡椒
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Podcast「奇談ラジオ」で初めて知って興味を持った。 日本が東京ローズみたいな洒落た情報作戦を実行していたことにも驚きだけど、戦後のアメリカがこんなに馬鹿馬鹿しい裁判をしていたのにも驚き。人種差別の根の深さを感じる。2019/03/10