マルクスの誤算―ソ連・東欧大変動を検証する

マルクスの誤算―ソ連・東欧大変動を検証する

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  • サイズ B6判/ページ数 228p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784163442709
  • NDC分類 302.3
  • Cコード C0031

出版社内容情報

歓迎されたソ連・東欧の「革命」。だが、これは新たな混乱と悲劇の幕開けでは……。林健太郎、野田宣雄ら専門家が変動の本質を抉る

内容説明

「マルクスの歴史」は終った。だが、これが新たな混乱と悲劇の始まりでないと、どうしていえようか。専門家5氏が根本から解き明かしたソ連・東欧大変動の「意味」と「行方」。

目次

マルクス主義とは何だったか(「倨傲の宗教」の終焉―共産主義は人類に何を与えたか;マルクスは死んだのか―マルクス経済学者七氏に訊く)
「革命」のあとに続く危機とは(東欧・新たな悲劇の誕生―東欧諸国;「ドイツ問題」とは何か―東西ドイツ;ゴルバチョフ大統領の網渡り―ソ連)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハンギ

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ベルリンの壁崩壊からソ連崩壊の間に書かれた記事を一冊にしたもの。ソ連はまだ崩壊してないものの、崩壊して行くのでは、という予測が立てられている。東大全共闘と団交した林健太郎元総長の記事(「倨傲の宗教」の終焉)やマルクス経済学者7人に感想を聞いて書いた記事も勉強になった。僕なりにまとめるとソ連はインフレに負けたのであって、需要に見合うだけの物品の供給をもたらせなかったことが崩壊につながったんだろうと思う。民族的なものに敗北した、という見方も示されたが、あくまでソ連崩壊は経済的な理由によるのではないか。 2012/06/14

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