出版社内容情報
第二皇子故に皇室の人間的側面を体現する役を負い真摯に生きた秩父宮50年の生涯を通し、新視角から昭和天皇と天皇家の実像を描く
内容説明
「庶民の宮様」として社会の現実に目覚めた弟と、宮中にあって立憲君主に徹した兄。天皇家と兄と弟の“相克と協力”の実相を描いた力作評伝。
目次
第1章 第二皇子の幼少時代
第2章 大元帥の補佐役として
第3章 英国生活での開眼
第4章 昭和維新時代の弟宮
第5章 「兄と弟」の二・二六事件
第6章 確かめられた天皇家の絆
第7章 戦争へと傾斜するなかで
第8章 療養の日々と終戦工作
第9章 開かれた皇室の先駆者
第10章 委ねられた松明



