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出版社内容情報
疲れし者、貧しき者を我に与えよ―自由の女神の国に移り住んだ戦後生まれの女性ジャーナリストによる「アメリカ幻想」打破の旅
内容説明
疲れし者、貧しき者を我に与えよ。―自由の女神の国に移り住んだ戦後生まれの女性ジャーナリストによる「アメリカ幻想」打破の旅。
目次
ディスコと差別と民主主義
「神」を求める人々
都市の匂い
ホームレス
「熱い夏」に生まれた子供たち
モナリザ・タワー
アメリカ節
アメリカが手を繋いだ日
自由の女神の後ろ姿
ヒロシマの米兵
ヒサエの食物革命
「腸相」のさまざま
クリスマス・キャロル
「一世」と「新一世」と
『プラトゥーン』で考えた
ベトナム帰還兵の戦後
「ゲッツ裁判」はじまる
公園の復活祭
ニューヨーカーの悪夢
コン・マンと恰好のカモ達
たまらなく日本人
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kei
0
「”アメリカ幻想”とは、戦後生まれの日本人であれば誰もが少なからず抱いているアメリカ像なのだ。あるいは”内なるアメリカ”と置き換えてもよい。つまり、ほんもののアメリカに触れることによって改めて、自分自身をたまらなく日本人だと悟るのだ。」「(陪審員制度に関して)これまでの歴史をふりかえってみると、12名の誠実で知智ある人々の判断は、ひとりの裁判官の判断より、はるかに安全であり、正しいということがわかっている。」「これだけの人種が共存している社会は、それだけでもうひとつの未来型社会であると私には思えるのだ。」2011/09/24