出版社内容情報
ご存知シャーロック・ホームズの名探偵ぶりと、その魅力的な生涯を深い洞察と愛情で著した古典的名著の待望の翻訳!図版15頁
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
timeturner
7
今読むと古いかもと思いつつ読んだが杞憂に終わった。「こういう息苦しい時勢にあっては、世紀の変わり目に読まれたあの「ストランド」誌のことを思い出すだけでも、心の安らぎを覚えることだろう」とスタリットは書き、今の私はこういう人達が存在したと知ってなごむ。2020/04/13
ぽま
7
シャーロキアーナの中でも、最も基本的な研究書の一つ。現在からすればやや古典的な解釈が目立つが、各論を手堅くまとめているので初心者でも読みやすい。ハドスン夫人に主眼を置いた論文は数が少ないため、6章は特に興味深く読めた。少々、熱に浮かされたような讃歌的な文章も見られるが、ドイル氏の存在を排斥するような「原理主義的な」内容ではない点は非常に好印象。末章収録のパスティーシュ『世界一の稀覯本『ハムレット』にまつわる事件』では、そのプロットも秀逸ながら、それまでの論文内容にもリンクしている部分もあって興味深い。2012/11/27
ayako
4
まだまだ知らないシャーロックホームズがたくさんいて、 もっと読まねば!!ってかんじです2016/10/23
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