父のいる食卓

本間 千枝子【著】

文藝春秋（1987/10発売）

• サイズ B6判／ページ数 264p／高さ 20X15cm
• 商品コード 9784163417103
• NDC分類 914.6

出版社内容情報

かつて、日本の食卓には「父」がいた。そこには秩序があり、自足した幸せがあった。幼少期の味覚を通じて描く、失われた文化の点景

内容説明

かつて食卓には父がいた。父とともにあの団欒はどこに消えたか。「戦前の昭和・束の間の充実」の物語。

目次

食卓のある風景
没落士族・食の遍歴
下町と山の手の間
外竃（へっつい）・七輪・煉炭火鉢
そばを打つ父
羽の生えた贈り物
親と子の銀座八丁
旅のスナップ
お尻の下の帽子
たゆたう時間・避暑地のくらし
戦争の前・戦争の後