出版社内容情報
もとサンケイ社会部長が、朝霞自衛官殺し事件の人物たちを通じて記者のモラル、"革命家"たちのお粗末な実態などを描くドキュメント
内容説明
昭和46年8月221日、自衛隊朝霞駐屯地でパトロール中の一自衛官が殺された。「暴力路線」「銃器奪取」を呼号する過激派「赤衛軍」のしわざである。間もなく、主犯・菊井を逮捕、同時に滝田修も全国に指名手配された。発生当時からこの事件を追い続けてきた元サンケイ新聞社会部長が、15年に及ぶ取材の成果を結集した渾身のルポルタージュ。
目次
1 出会い
2 暴力への道
3 赤衛軍群像
4 襲撃
5 消えた腕章
6 捜査と報道
7 幻のスクープ
8 只今潜行中
9 滝田逮捕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっきー
12
✴2 京大パルチザンの滝田修は名前だけは聞いたことはあったがどんな人か知らなかった、先日読んだ「叛乱の時代」に異色の活動家だったとあり、以前仕事関連の人が知り合いだったと言っていたのも気になっていた、新左翼の教祖と呼ばれていたが、ならず者と自称していたらしい2019/05/06
ぱーぷる・ばんぶー
0
川本三郎「マイ・バック・ページ」ではわき役的にしか描かれてなかった滝田修が、その逃避行とともに中心的に描かれている。これを読むとやはり事件の首謀者であったと思われるのだが、真相はどうだったのでしょう。2013/10/20
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