出版社内容情報
映画の名セリフと楽しいイラストで永い人気を得ている著者ならではの名物シリーズ、四冊目には監督、プロデユーサーなどの名言も織りこまれて、ますます快調です
内容説明
ぼくは自分の記憶で映画を語ってきた。言わば映画の語り部を任じていた。批評家になろうと思ったことは一度もなく、好きな映画をただただ人に伝えたかった。フィルム・ライブラリーが完備していない国では、それも有効な方法だったと思う。観ていない筈の昔の映画でも観たような気分になっていることがぼくにはあるが、それは若い頃読んだり聞いたりした大先輩たちの文章やお話の影響だった。しかし、古い映画も手軽に自宅で観ることができる今のようなヴィデオ時代には、語り部の存在価値はずいぶんと稀薄になったようだ。
感想・レビュー
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