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出版社内容情報
サイゴン陥落、イラン革命、カンボジア内戦、アキノ暗殺等、常に灼熱と銃声の中で体を張って取材した特派員がアジアの複雑な国情と人情を軽妙に愛情をこめて描く
内容説明
複雑な国情と厳しい風土の中で生きる東南アジアの人々に常に暖かな目差しを注ぎつづけ、心から愛したベトナム人の妻と娘に熱い思いを遺しながらガンで逝った著者の最後のエッセイ集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
桐一葉
2
10年後にまた同じ本を同じ図書館で読んでいる。全く覚えてないね!10年経って今は「私たちの国民的体質の最も厄介な点は、集団心理が往々にして狂気に走ることを重々承知していながら、なおかつ、この集団心理から超然としていられるだけの、個々の精神の強靭さがないことかもしれない。」という部分に思っっっきり頷いてる。大きな失敗をして、なぜか自由が降ってきたから何十年も精神を成熟させる機会を逃し続けているんやな、、と思ったり。集団でいる時にやかましくなる自分もいてる、と認める。これから先は…という気持ち。2024/11/18
桐一葉
1
2014.1図書館 この人のんもっと他にも読みたい
ばんぶー
0
妻と娘の国へ行った特派員2024/10/04