出版社内容情報
代官山のちっぽけな広告代理店から初任給三万円で椎名誠、目黒考二率いる本の雑誌社へ。転職OLがアルバイトで始めた物書きがいつの間にやら本業へ。初の書き下し
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
犀門
2
No.088★★★★☆No.084で読んだ『黒と誠』完結編を読みながら、そう言えば群ようこの作品を一冊も読んでいないことに気付いた。もちろん、『本の雑誌』の読者であるから、事務職として働いていた木原ひろみ=後の群ようこ、の認識はあった。で、この辺りで一冊!と思い、当時の様子などに触れているこの本を図書館で発掘。ふむふむ、なるほど。『本の雑誌社』での様子は、これまで漠然と考えていたり、『黒と誠』に描かれていたのとは大違い。経理の仕事が大嫌いだったり、助っ人軍団との関係性がかなら辛辣だったのには驚いた。2023/11/27
yuking
0
OL時代や本の雑誌時代のエッセイ。おもしろかったです。ただ立て続けに群ようこ、恩田陸、三浦しをんのエッセイをよんだので頭の中で三人が混ざっちゃいました。旅行の時に持っていく本を選ぶのが好きなのは誰だっけ?2010/08/20