出版社内容情報
前著『シェークスピアは推理作家』につづき、ヨーロッパ同時代のあらゆる知識を駆使して、本当は難解なシェークスピアの実像を読み解く。読書人を驚かせる発見の書
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
viola
1
前著『シェークスピアは推理小説』を先に読むべき、のよう。経歴からして異色だけれど、内容からして斬新を軽く飛び越えて、異色。水位や暦に着目というのは鋭いし、考えもしなかった観点から見れて前半はなかなか興味深かったのに、後半は・・文学の解釈は正解はないというのが原則と思うからみんな断定して書かないのに、自信満々で有り得ない解釈をしてくるのはどうなの?詰めが甘いというか、根拠も薄すぎるのに。『冬物語』の王妃ハーマイオニは不貞を犯したというか、ポリクシニーズにレイプされて生まれたのがパーディタだとか、もっと凄いの2013/01/03