出版社内容情報
ガンを告知された母との最後の1年間。病院との争い、異常な父との鬼気迫る確執。静けさの中から思いがあふれ出す、究極の私小説。
内容説明
最愛の母ががんになった。始まりは一本の電話だった。医療機関とのすれ違い、転院、「鵺」と呼ばれる父との鬼気せまる確執。静謐な結末が圧倒的感動をさそう、究極の私小説。
著者等紹介
小谷野敦[コヤノトン]
1962年茨城県生まれ、埼玉県育ち。東京大学文学部英文学科卒。同大学院比較文学比較文化専攻博士課程修了、学術博士。大阪大学言語文化部助教授、国際日本文化研究センター客員助教授などを経て、文筆業。比較文学者として幅広いフィールドで活躍している。2002年に『聖母のいない国』でサントリー学芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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