出版社内容情報
信じられるのは自分とお金だけという60過ぎの独身女、小さく生きて自己満足の草食男子など、ちょっとヘンな男女6人の日常を描く。
内容説明
草食系男子、“アラ還”おひとりさま、不思議ちゃん女子…こういうヘンな人たち、いますよね。見てるだけなら面白い、でも近くにいるとちょっと困る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
相田うえお
178
★★★☆☆ 短編集です。①アホな華麗なる一族か。何らビジョン無く外面だけいいなーんていう人に経営無理でしょ。しかし、連帯保証制度は撤廃すべき②何ともコメントし難い話。③草食系男子と肉食系男子って分け方あるけど、ハナっから結婚する気が無い絶食系とか、見合い写真を誰かが持ってくるまでじーっと待ってる機内食系とか放浪癖があってあっちこっちふわふわしてる宇宙食系とかの追加を提案したい!④結婚しなくても本人が幸せならね。⑤ぬるいって極めれば究極の平常心じゃね。⑥ファンタスティック4に電気を操る敵キャラいたような。2016/12/07
カピバラ
38
「ブルーブラックな彼女」「滅亡に向かって」が個人的にすきです。なんだかんだ、みんなにあてはまりそうな憂鬱感が魅力的でした。2014/12/19
しょこら★
36
あーなんかいるかも。こういう人たち。ぬるい、ほんと中途半端な男。変人アピール、勘違い女。しかも、年増。 でも『浮いてる女』の一枝はかわいいというか、憎めなかったかな。自分に投資して、他人を攻撃して、寂しい気持ちは隠して、おひとりさま満喫、自由きまま。2013/06/19
おれんじぺこ♪(16年生)
35
ちょっと不思議な人たちの短編集。周りにいそうな、いなそうな…って感じの人たち(笑)どれもサクッと読めちゃいます。2018/04/02
りか
26
どなたかコメントでおっしゃっていましたが『ぬるい本』で、とても読みやすかったです! 草食系男子の滅亡に向かってが、私と似てるなぁと思いました。 ブルーブラックな彼女が奇抜ですね。浮いている女は現実の世界にもいると思います。平さんの本は初めて読んだので、また他の本も読んでみようと思います。2010/07/01