内容説明
発問、板書、話し合いの組織化など、一単位時間の授業をベースに、子どもが自分の学びを確かに創り出していくことを支えるべく、教師の「技」のレパートリーを拡げることを目指します。
目次
授業に命を吹き込むとは、どういうことか
第1章 子どもの学びを支える教師の仕事(「教える」ことをとらえ直す;教師の「出」と子どもの学びのズレ)
第2章 子どもの学びを支える「技」(子どもの思考によりそう;学ぶ構えをつくる ほか)
第3章 子どもの学びを高める「技」(実験・観察の技術を教える;社会を調べ、考える ほか)
第4章 子どもの学びを広げる「技」(学習集団とその活用;学びを誘い、学びを深める環境づくり―空き教室とオープンスペースの考え方・使い方 ほか)
著者等紹介
江間史明[エマフミアキ]
山形大学地域教育文化学部教授。1960年、静岡県生まれ。早稲田大学教育学部卒業、東京大学大学院博士課程(教育学研究科)を単位取得退学。近畿大学を経て、1996年より山形大学助教授。2005年より現職。専門は、教育学、社会科教育。全国教室ディベート連盟理事(東北支部長)を務める。山形県内の学校を中心に、カリキュラム研究、授業研究をすすめている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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