悪霊の島〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 479p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163285108
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

恐怖の帝王が本領を発揮、圧倒的恐怖の大作!
孤島に暮らす男を襲う怪異。友人たちを見舞う怪死。この島には何かがいるのだ! 悪しきものの棲む廃墟の館に隠された秘密とは?

内容説明

エドガーの絵は美術シーンに衝撃をもたらし、個展を開くことが決定した。それはエドガーの新たな人生の幕開けであり、崩壊していた家族との和解の場であり、最高の栄誉の瞬間であり―彼と彼の愛する者たちにとって最後の平穏な夜となった。ついに物語は臨界に達する。そっと時を待っていた死と破滅と邪悪が猛威をふるう。溺れ死んだ双子。黒い闇に沈む船。人形。赤いバスケット。そして邪悪なる“パーシー”。愛する者に迫る死を防がねばならない。邪悪なるものを斃さねばならない。これぞモダン・ホラー。これぞスティーヴン・キング。悲しみに満ちた浄化を描くラストへ突進する最新超大作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アーチャー

35
上巻の展開とは違って、悪夢的現実が展開される本書。キングの作品を評するとき、よく性悪説なる言葉が引合いに出されるが、キングのすごいところは、主人公達に自己責任をキッチリと果たさせるところであり、その意味では本作もキングらしさがいかんなく発揮されていると思う。しかし、内容もページ数も分厚いぜ。2013/10/17

**くま**

24
切ないラストが良かった! エリザベスは一応警告してくれてるけど、台詞がおかしいような。あのときもっと的確な言葉で警告してくれていれば、あの悲劇もこの悲劇も全部防げたのに! キングはワクワクしてスリリングだったり、感動して大泣きできたりってとこが好きなのですが、この作品に関してはホラーの割には恐くなく、敵も大したことなく、ボロボロ泣けるほど感動できるわけでもありませんでした(ちなみに私は決して涙腺がゆるいほうではありません)。で、淡々と読んでるんだけど、なぜか退屈もせずずっと面白い。味わい深い作品でした。2014/06/17

林 一歩

24
熱に浮かされた状態で短時間にキング本上下巻一気読みするものではないなと(苦笑) 根底に諦念と寂寥感にグッとくる年齢になりました。2013/09/18

志田健治

15
読後だいぶ時間がかかってしまいましたが、下巻もかなりの一気読みでした。しかし上巻のシュールレアリズム感あふれる文学小説にすっかり浸ってしまったせいで下巻のホラーの帝王キングイズムに少々戸惑ってしまいました。これって映像化したらかなり良さそうな気が…、いや、難しいのかな、映像に独自の解釈を持つ監督(今をときめくデルトロ監督とか、もしくはターセム監督とか)なら実現できそうな…などなど考えてしまいます。おっさん二人(エドガー&ワイアマン)のキュンキュンな会話にも拍車がかかり、世にも奇妙なキング小説でした。2018/08/14

猫のゆり

13
あまりに素晴らしかった上巻に比べると少し(読む自分のテンションが)落ちた気がする。得体の知れないものに対する期待に満ちた恐怖は、その正体が見えてきたとき逆に消えていってしまう。そこがホラーとミステリの差なのかな・・。でも、主人公エドガーとワイアマンの友情、と一言で言ってしまうのも足りないくらい強い結びつきと、デュマ・キーの不気味な雰囲気、家族の絆、などたくさんの読みどころがあって、読み終えた後には想像した通りの虚脱感に襲われた。次は何を読めばいいのだ。2009/11/27

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