逃亡者

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  • サイズ B6判/ページ数 518p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163284507
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

持ちかけられた交換殺人に乗ってしまい、知人の夫を殺した罪で逮捕された友竹智恵子だが、警察の不手際で脱走に成功。顔を変え、身分を偽り、日本全国を逃亡し続ける。智恵子を追いかける警察の執念。時効の壁は15年。逃亡劇は驚愕の結末へ突き進む。

著者等紹介

折原一[オリハライチ]
1951(昭和26)年生まれ。早稲田大学卒業後、編集者を経て88年に『五つの棺』(後に改作して『七つの棺』)でデビュー。以後、大胆な叙述トリックを駆使した本格ミステリーからトラベルミステリー、サスペンス、ホラーと幅広い作風で活躍。95年には『沈黙の教室』で第四十八回日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

83
~者その10。松山ホステス殺害事件がモデル。ほぼノンフィクションの逃亡記って感じだが、最後にお約束のどんでん返しがイイ。2013/12/31

ユザキ部長

62
長く重たかった。殺人時効15年成立間際に目の前の殺戮。他に手段はなかったのかな。予想もつかないどんでん返しだけど。2021/04/30

bibi

43
松山ホステス殺人事件をモデルにした話。友竹智恵子が殺人を犯し、ある事をきっかけに逃亡する。殺人犯なのに、読んでいるうちに智恵子に思い入れが強くなり、「上手く逃げ切って」とハラハラ。「今までの折原一さんの作品と違って本筋一本なのかな」と思ってたら、さすがでした😊2020/08/08

それいゆ

41
最後のどんでん返しは見事でしたが、想像の範囲を越える結末に訳が分からなくなりました。後半、逃亡者であるはずの主人公が車を運転して?移動しているなんて?ここにふと違和感を感じ始めましたが、そうだったのか!最後の最後にその謎が明らかになり、納得です。ひょっとして殺人事件の真相は?これも途中で気が付きました。こんなラストではないかと予測どおりに展開していきましたが、最後の究極のどんでん返しは恐れ入りました。2020/03/20

加賀恭一郎

34
数年ぶりに再読。殺人犯として時効寸前まで逃げ切った福田和子をモデルにかかれた作品。 自分が逃亡してるかのようにハラハラしなから読みましたが、最後のどんでん返しはさすが!2020/03/02

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