たどりそこねた芭蕉の足跡―八州廻り桑山十兵衛

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  • サイズ B6判/ページ数 303p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163282404
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

八州廻り桑山十兵衛 シリーズ第7弾!
働くばかりが能ではないと、ちゃっかり縄張り外の出羽尾花沢を目指した十兵衛。
ところが本当に盗賊一味と同じ道をたどってしまった!
表題作など8篇を収録。

内容説明

働くばかりが能でなし、たまには羽も伸ばしたい。ちゃっかり縄張り外の出羽に向かい、「おくの細道」をなぞろうとした十兵衛。ところが本当に盗賊一味と同じ道をたどってしまったから、さあ大変。

著者等紹介

佐藤雅美[サトウマサヨシ]
1941年兵庫県生まれ。早稲田大学法学部卒業。雑誌記者を経て、作家となる。85年『大君の通貨』で新田次郎文学賞、94年『恵比寿屋喜兵衛手控え』で直木賞を、それぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちゃこ

6
八州廻り桑山十兵衛シリーズ第7弾。[収録作品はコメント欄] 上司の代官・川崎平右衛門から真岡陣屋手代・小川万蔵の不正の確認を頼まれた十兵衛。 いつものごとく、関八州で起こるさまざまな事件に関わっていくのだが、本巻の後半は十兵衛の出番が極端に少なく、盛り上がりに欠け印象が薄いのが少し残念。次巻に期待。2014/03/05

あここ

2
今回もすごい歩行距離ご苦労様です(笑)毎回感心するわぁ。読み始めは時間かかるんやけど癖になる雰囲気が好きです。巡回してると事件とゆうより揉め事聞かされて。自分の管轄じゃないコトも頼まれる。知らん知らんって言えへんところが十兵衛さんのいいところ。でも案外と、いつまでも関わってられませんって身を引くのも好き(笑)十兵衛さんが解決したとは思えへんコト多し(笑)手下さんが有能なのか知らんうちにクルっとまとまってます。まぁそれも実力のうちってことで。自分の揉め事くらい行って何とかせぇよって言えへんのが部下のツラさね2014/10/14

Hisao Kamiya

2
佐藤雅美の文体が好きです。 切れのある、短いセンテンスの連なりが心地よい。 当然、考証のしっかりした内容であることも心地よさの一因でしょう。2012/03/23

sigematm

2
60点 安心して読める桑山十兵衛シリーズです。1冊の中で結局解決していきます。2012/01/30

おかめ

1
久しぶりの十兵衛さん。娘なんていたっけ? あれ、再婚したんだ? っていうくらい、久しぶり。十兵衛さんの適当なところ、気楽でいいわぁ。2017/12/12

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