内容説明
日々持ち込まれる難問を、なんとかやりくりする大番屋元締の鏡三郎。剣の売買をめぐる揉め事が縁で、娘と一緒になりたいという男が現われるが…。
著者等紹介
佐藤雅美[サトウマサヨシ]
1941年兵庫県生まれ。早稲田大学法学部卒業。雑誌記者を経て、85年『大君の通貨』で新田次郎文学賞、94年『恵比寿屋喜兵衛手控え』で直木賞を、それぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hoehoe
2
(そ)時代物にして安楽椅子探偵でもあり日常の謎風でもあり、面白い型になった気がする。マンネリと言えばマンネリだが、嫌いじゃない。2021/04/19
沼田のに
2
「元表坊主加納栗園の大誤算」は辻褄が合わない。質草の印籠時計が持ち出されたのは加納栗園に関係のない話で、加納栗園は、ただ質草の印籠時計を流せばガッポリだったわけで、金を集めて印籠時計を請出すと百両儲かる情報は持ってなかったと読んだ。佐藤雅美作品でのはじめての揚げ足取り成る。6/102014/02/18
かんこ
2
知穂の縁談話は久しぶり、か。残念な結果だったなーおもしろい若旦那で良い縁だと思ったのになー2010/10/29
mitsuru1
1
シリーズ最新刊 相変わらずいい味出してます。2009/02/01
igi_tur
1
最後の最後でなんとまあ。道楽息子好きなキャラだったのにな。2008/12/15