内容説明
故郷を離れバブルに沸く東京で、わたしは精一杯生きてきたはずだったのに…。失った恋、母への愛憎―悔恨と愛惜の思いを込めて描く、六人の「わたし」の物語。
著者等紹介
谷村志穂[タニムラシホ]
1962年、北海道札幌市生まれ。北海道大学農学部で動物生態学を専攻。91年に処女小説『アクアリウムの鯨』を発表。2003年には『海猫』で第十回島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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