出版社内容情報
空から人が降ってくる町、それをバットで打ち返すレスキュー隊。綱渡りのようなナンセンスを与える知性が輝く、新人賞受賞作。
内容説明
ファウルズ。とある町の名前でこの町の名前。人が降ることで有名で、地理の試験に出ることは決してないが、誰もがみんな知っている。人が降るっていうのは人が降るってことで、つまり文字通り人が降る。降るなら雨か雪、せいぜいがところ蛙程度にしておいて欲しいという要望は上まで届いたことがない。そんな町に送られてきたユニフォームとバットを身につけたレスキュー・チーム=町の英雄たちの物語。第104回文學界新人賞受賞作。知の迷宮をさまよう「つぎの著者につづく」併録。
著者等紹介
円城塔[エンジョウトウ]
1972年、北海道札幌市生まれ。東北大学理学部物理学科卒業、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。2007年、「オブ・ザ・ベースボール」で第104回文學界新人賞受賞。同年、同作は第137回芥川賞候補作となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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