もう誘拐なんてしない

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  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163267104
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

俺が、おまえを誘拐してやろうか?ひょんなことからヤクザの組長の娘を誘拐する羽目になった翔太郎。関門海峡を挟んで、脱力感あふれる青春が、小気味よい九州弁が、驚愕のミステリーが炸裂する。とびきりキュート、空前の身代金トリック。

著者等紹介

東川篤哉[ヒガシガワトクヤ]
1968年、広島県尾道市生まれ。岡山大学法学部卒。1996年、鮎川哲也編『本格推理(8)』に「中途半端な密室」が初掲載。2002年、『密室の鍵貸します』が光文社カッパ・ノベルスの新人作家発掘プロジェクト「Kappa‐One」第一弾に選ばれて長篇デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

76
Showに愛着が湧きました。個人的事情からか?(笑)2012/10/27

しろいるか

71
2012新春ドラマ(大野智×新垣結衣)の原作本ということで予習がてらの1冊。やっぱり謎ディ同様お子様向けという感じ。長編であるぶん謎ディより丁寧。トリックもシンプルながらちゃんとしていたと思うが、犯人との緊迫したシーンですらコメディになっちゃっているので、いまひとつハラハラしないしのめり込めず、余韻も残らない。ところでこの原作だと翔太郎よりも皐月が主役っぽく思えたのだが、ドラマではどうアレンジされるのか楽しみ。2011/12/08

ひめありす@灯れ松明の火

41
『東川さんはなぜこんなに人気者?』という事で挑戦しました。前半すごく冗長だったけれど、後半殺人事件が起きてから少し面白くなってきた。他の方が仰っている通り確かに軽い印象が強い。結局妹はどうなっちゃったの~?と落ちが見えていないところとか、駆け足での謎解きなど、もう少しちゃんと腰を据えて書いていたら、もっとおもしろかったのかあな、とも思う。楽しかったのは、探偵役がやくざでも女子高生でもなく、家事手伝いの皐月姉ちゃんだった所。やくざじゃないのにやくざっぽく、でも人情物でこの人好きです。さて、次はどうしよう。2011/10/01

美葉

40
狂言誘拐と殺人事件が同時に起こる。ところどころにネタがあって、面白かった。でも、ちゃんとしたミステリーが好きな人にはオススメできないかな〜。最後でどたばた解決したような気がする。中途半端な終わり方が残念。2018/11/27

チガ

33
ひょんなことからヤクザの娘を狂言誘拐することになった主人公のドタバタ劇。まさか殺人事件まで起きて、しかもそこに繋がるとは予想外。なんとなく読んでるうちに進んでいって気がついたら終わってました、って印象です。にぎやかなキャラクター達が面白かったです。2013/12/05

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