内容説明
鷹匠になることを夢見て“最後の鷹匠”に弟子入りした杉浦岳央。だが高齢の師匠に不満と不安を覚え、早々に袂を分かつ。雪深い月山の麓でひとり、手探りで訓練を重ねるが、猛禽類のなかでもとりわけ神経質といわれる角鷹を、岳央は操れるようになるのか―。野生の鷹と人間の対峙を描く。直木賞受賞作『邂逅の森』に連なる感動作。
著者等紹介
熊谷達也[クマガイタツヤ]
1958年、宮城県生まれ。東京電機大学理工学部卒業。中学校教員、保険代理店業を経て、97年、『ウエンカムイの爪』で小説すばる新人賞を受賞。2000年、『漂泊の牙』で新田次郎文学賞、04年、『邂逅の森』で山本周五郎賞、直木賞をダブル受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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