捨てる神より拾う鬼―縮尻鏡三郎

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  • サイズ B6判/ページ数 315p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163261003
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

御家人としての職をしくじり大番屋元締となった鏡三郎のもとには、日々厄介ごとが持ち込まれる。さらに娘が離縁して、気がかりは増すばかり―。大人気シリーズ第四弾。

著者等紹介

佐藤雅美[サトウマサヨシ]
1941年兵庫県生まれ。早稲田大学法学部卒業。雑誌記者を経て、85年『大君の通貨』で新田次郎文学賞、94年『恵比寿屋喜兵衛手控え』で直木賞を、それぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ジュール

8
再読 「母は獄門、祖母は遠島」の、せん。鏡三郎も取り扱いかねた子を、知穂が引き取る。 その思い切りの良さ、覚悟に感動。2025/08/30

紫草

7
間違えて、シリーズ物の途中の巻を読んでしまった。どうりで、人間関係とかの説明がないと思った。前の巻を読んでみます。2023/09/10

沼田のに

2
表題は「捨てる鬼より拾う鬼」だなと読んだ。いつの間にか鏡三郎の活躍が影を潜めて周りの出来事や噂話になってるぞ。6/102014/02/17

Kaoru Marukawa

2
縮尻っていうのは失敗という意味なのでしょうか?主人公は拝郷鏡三郎というオジサン。短編がぎゅっと詰まっていて『お宿かわせみ』に似ています。「母は獄門、祖母は遠島」の話で、鏡三郎の❌一娘知穂が家族全員が犯罪者になってしまった孤児「せん」を引き取るくだりでは、思わず応援したくなりました。意地っ張りで責任感が強く、可愛げがないように描かれる不器用な知穂に好感が持てます。泣ける時代小説ではありませんが、「何とかなる」ムードで読後感は良かったです。2013/05/28

松風

1
縮尻シリーズ再読中。千穂には幸せになって欲しい…。2013/05/19

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