内容説明
人生に絶望したとき、見えたもの。四十代の女性の、人生の黄昏を描いた3つの物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あじ
33
老成した作家から醸し出される、時代の匂いが色濃く。場末の男女物語といった趣。★3/5短編集2018/03/18
あつひめ
32
40代ってほんとに孤独なんだろうか・・・と思うことがある。未婚でもバツイチでも・・・最近の女性はただでは起き上がらない。起き上がるときには必ず何かを掴んでいる気がするんだけど・・・ちょっと、前の女性像のような気がしています。45才って残された時間を楽しみたい・・・もっともっと・・・と上ばかりを見てしまう年代なのかしら???みちゆき・・・う~~~~ん。いったい何を求めていたんだろう・・・。2011/01/12
菜花@ほのおかくとう協会門下生
13
かげろうの、白沢に惹かれる雪江の姿が印象的でした。一度年上の男性を知ってしまうと、確かに同年代にはときめかなくなるもの。そして、才能溢れる夫を健気に支える雪江、こういう形も素敵だな、と思いました。しかし、子どもがいないと寂しい人生になるのでしょうか。経験したことがないので、よくわかりません。2013/06/10
スノーシェルター
5
うぇぇぇ〜…という感じ。40代って、酸いも甘いも経験して孤独とうまく付き合ってるものじゃないの?(あくまで理想)それにしたって、もっと楽しく生きる方法があるはずだよね。2011/01/21
時折
2
なぜだかよくわからず読んじゃったのですが、これは、ちょっとだめじゃないですか。特に「かげろう」など2時間ドラマにだって無視されそうな、薄っぺらで安直なお話。がっかり。2010/01/16