感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
リッツ
23
          
            短編集。世間では不倫と呼ばれる逢瀬、刹那の性愛に溺れながら世の中の全てはこの瞬間と思う…『うん、それも真実だよね、その時の当人にとっては』とついエラそーに分かったような達観したような気持ちで読んでいたが、何のことはない次第に掴まれていた。想いを残したまま別れた者たちは再び巡り会い、たとえ死が二人の世界を別つともいずれは同じところへ辿り着く…そんな境地に共感を覚え、恋愛小説はあんまり~な私だったが「闇に瞬く」から「愛人生活」「冬の観覧車」と進むほどに孤独とほの暗さが香りたつ恋の世界を堪能していた。2022/02/05
          
        toshi
10
          
            不倫している女性が主人公の短編集。  どの話の主人公も理解できなく好きになれないし、どの話も「だから何?」と言う内容で面白くなかった。 この作者とは合わないかも・・・。2025/10/28
          
        おもろい於間抜
7
          
            女性たちの喪失と再生の物語、とある。ぼくには『冬の観覧車』という小品の「心は通い合っている。……だから、もうこれでいい。……逝くなら逝って。……人はみないづれ逝く。」という表現に(確かに)と納得したのだった。2025/01/02
          
        鈴木かもめ
4
          
            短編いずれも妻子持ちとの関係を、女性目線で書かれていす。 云わば不倫とかたずければ簡単ですが、恐らく現実にも有る愛情物語と受け取れる内容で、自分は当事者を支持します。 単に相性の良い人と『後で』巡り合っただけの事。感受性の高い人達です、現実にも多く居る為これだけのパターンのストーリー出来るのだと受け取ります。  何時もながら作者の感性の高さを感じ、『引き込まれ』、何冊読んでも不思議と飽きません。 2022/11/16
          
        グラスホッパー
2
          
            濃厚。感情過多。2018/07/01
          
        


 
               
              


