水底の光

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  • サイズ B6判/ページ数 228p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163255606
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

リッツ

23
短編集。世間では不倫と呼ばれる逢瀬、刹那の性愛に溺れながら世の中の全てはこの瞬間と思う…『うん、それも真実だよね、その時の当人にとっては』とついエラそーに分かったような達観したような気持ちで読んでいたが、何のことはない次第に掴まれていた。想いを残したまま別れた者たちは再び巡り会い、たとえ死が二人の世界を別つともいずれは同じところへ辿り着く…そんな境地に共感を覚え、恋愛小説はあんまり~な私だったが「闇に瞬く」から「愛人生活」「冬の観覧車」と進むほどに孤独とほの暗さが香りたつ恋の世界を堪能していた。2022/02/05

おもろい於間抜

7
女性たちの喪失と再生の物語、とある。ぼくには『冬の観覧車』という小品の「心は通い合っている。……だから、もうこれでいい。……逝くなら逝って。……人はみないづれ逝く。」という表現に(確かに)と納得したのだった。2025/01/02

鈴木かもめ

4
短編いずれも妻子持ちとの関係を、女性目線で書かれていす。 云わば不倫とかたずければ簡単ですが、恐らく現実にも有る愛情物語と受け取れる内容で、自分は当事者を支持します。 単に相性の良い人と『後で』巡り合っただけの事。感受性の高い人達です、現実にも多く居る為これだけのパターンのストーリー出来るのだと受け取ります。 何時もながら作者の感性の高さを感じ、『引き込まれ』、何冊読んでも不思議と飽きません。 2022/11/16

グラスホッパー

2
濃厚。感情過多。2018/07/01

つぁんじぇん

2
風呂場で気軽によめる短編2016/12/18

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