内容説明
別れと出会いは、いつも交互にやってくる…。どんなに愛していても別れなければならなかった恋、添い遂げられなかった愛。不器用な生き方しかできない男女7人の、光と影を描いた最新連作短編集。史上初の直木賞&山本周五郎賞ダブル受賞作家が魅せる新境地。
著者等紹介
熊谷達也[クマガイタツヤ]
1958年、宮城県仙台市生まれ。東京電機大学理工学部数理学科卒業。中学校教員、保険代理店業を経て、97年「ウエンカムイの爪」で第10回小説すばる新人賞を受賞して作家デビュー。2000年、凶悪犯罪の影に見え隠れするニホンオオカミを追った「漂泊の牙」で第19回新田次郎文学賞受賞。2004年、「邂逅の森」で第17回山本周五郎賞と第131回直木賞を史上初のダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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