内容説明
お銭をめぐるいざこざで、今日もお江戸は大騒ぎ。御家人としての出世をしくじった拝郷鏡三郎のもとに、御白洲で裁き切れぬ市中の揉め事が次々に持ち込まれて―。大人気時代劇シリーズ第三弾。
著者等紹介
佐藤雅美[サトウマサヨシ]
1941年兵庫県生まれ。早稲田大学法学部卒業。雑誌記者を経て、85年『大君の通貨』で新田次郎文学賞、94年『恵比寿屋喜兵衛手控え』で直木賞を、それぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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baba
26
気の合った仲間と飲みに行って、世間話から事件の進展を知ることができるが、おりんに3日に1度と釘をさされる。今回は切磋琢磨していた菊次郎と事件をきっかけに再会、正反対の立場に立った「御家人花房菊次郎の覚悟」が面白かった。2017/05/04
なかがわみやこ
1
復習。これも一種の詐欺だよなあ。まあ、お参りする人は信じてるので救われてるからいいか。2010/10/23
かず1号
0
縮尻鏡三郎シリーズ、相変わらず都合のいい偶然で問題が片付いて行く感じ・・ テンポよく読めるけどちょっと飽きたかな 暫くは他のものを読もう2013/06/17