出版社内容情報
一枚摺のために親父が殺された。誰が、なぜ? 浮んできたのは30年前の大塩の乱。幕末大坂の街を疾走する異色の時代小説登場!〔第12回松本清張賞受賞作〕
内容説明
第二次長州征伐の準備で騒然とする幕末の大阪で、打ち毀しを一枚摺(瓦版)に取り上げた親父の与兵衛が町奉行所で殺された。一体誰が、なぜ?勘当中の息子、文太郎は親父の敵をとるため、潜りの一枚摺屋となって、事の真相を探り始める。その大本は、どうやら三十年ほど前の大塩平八郎の乱に係わりがあるようだった。本年度松本清張賞受賞作。
著者等紹介
城野隆[ジョウノタカシ]
1948年、徳島県生まれ。大阪教育大学卒業後、教員生活を経て作家となる。1999年、「月冴え」で小説NON創刊百五十号記念短編時代小説賞受賞。2000年、「妖怪の図」で第二十四回歴史文学賞受賞。2005年、「一枚摺屋」で第十二回松本清張賞受賞
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