サラン―哀しみを越えて

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  • サイズ B6判/ページ数 260p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163239408
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

秀吉の半島出兵による戦乱の中、両親をなくした朝鮮の少女「たあ」。しかしその後「たあ」の心の支えとなったのは日本の武将・三木輝景だった。輝景へのサラン(=愛)を抱きながら、「たあ」がたどる数奇な運命は―。愛と憎しみ、そして捨てられぬ「意地」を描いた荒山徹待望の作品集。

著者等紹介

荒山徹[アラヤマトオル]
1961年富山県生まれ。上智大学卒業後、新聞・出版社勤務を経て韓国に留学、朝鮮半島の歴史・文化を学ぶ。1999年「高麗秘帖」でデビュー、書評家諸氏の絶賛を浴びる
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

聖月

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◎韓流である。元々、今の韓流ブームの前から朝鮮半島と日本を舞台にした娯楽時代小説、もしくは奇想時代小説を書き続けてきた著者ではあるが、本書『サラン』は同じく朝鮮半島と日本を舞台にとった時代小説でありながら、中身は愛と哀しみと切なさの韓流小説である。それも骨太の。だから、ゆめゆめ評者の甘言に誘われて、安易な気持ちで本書を手に取ることなかれ。見慣れない漢字や朝鮮名だけじゃなく、仮名雑じり漢文も読むことになるからね。心して読みなされ2005/06/05

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