内容説明
坊主頭にタンクトップ、口を開けば大阪弁。アッテンボローと阪神タイガースを偏愛し、いらんこと言っては女性を激怒させる。吉祥寺からソウルまで、山田太郎の行くところ、騒動あり!芥川賞作家の新感覚“関西系”純文学短篇集。
著者等紹介
玄月[ゲンゲツ]
1965年大阪市生まれ。2000年「蔭の棲みか」で第122回芥川賞を受賞
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夏目
3
謎の多いおっさんを周りの人たちの視線での話だった2011/03/20
takao
1
ふむ2024/10/23
おぎわら
0
★32005/06/28
mos
0
初著者2016/12/17
シサキ
0
山田太郎、アッテンボローのビデオ、甲子園でのタイガース観戦、東尋坊のあざらし男、死んだゾウガメ、ソウル観光の大阪のおばちゃんとガイドのチョンミ、折れたピンヒール、勝手にアパートに集まる男女、カナリアのユキチ。軽妙な関西弁も手伝って、掴みどころがないけど憎めない山田の書き方が上手い。『蔭の棲みか』、『悪い噂』辺りと比べるとかなりライト。「虎の習性」のラストの道頓堀のシーンが好き。2014/05/18
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