内容説明
ポルノすれすれ、悪趣味すれすれ、クレイジーな人々が愛のないセックスに溺れ富と名声を追うハリウッドに棲息する著者の体験的描写あふれるミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紅はこべ
21
作者は『刑事コロンボ』『L.A.LAW七人の弁護士』などで名を馳せた名脚本家。主人公ポールも脚本家、彼が親しくなる刑事デニスはコロンボファンという設定。TVでは制限がある分、小説では思い切り羽目外して、エロの大盤振舞い。下品といえばそうなんだけど、ユーモアある語り口で、それも許せちゃう。語り手はポールのエージェントだが、何故彼が語り手か、それがこの作品の鍵。彼には語らねばならぬ理由があったのです。笑いと驚きに満ちた楽しいミステリ。悪趣味ではありますが。2010/05/21
慧
1
★★2005/02/04